片手刈込鋏
鍛冶の歴史を今も伝える、伝統の手造り鋏 「おの義刃物」
おの義刃物は、初代 清三郎氏が包丁鍛冶職人として1936年に創業、その鍛冶職を二代目 義一氏が引継ぎ、1964年から園芸鋏・剪定鋏の製造に始まります。現在では三代目 寛之氏・利樹氏が兄弟で先代から受け継いだ技術を継承し、その歴史と伝統をご両親と共に家族一丸となって守り続けています。今日まで88年以上に亘り、刃物作り一筋に 伝統的な技術と新たな技術を採り入れながらご使用される方のご意見を大事にし、切れ味は勿論の事、新しいデザインや使いやすさを追及し、製品に改良を重ね、国内外の果樹園芸家に認められる製品作り、拘りのある道具作りをしています。一見、同じように見える鋏ですが、一人一人、顔が違うのと同じように、おの義刃物の製品も火造り本鍛造・手造り製品の為、微妙に一丁一丁異なります。材料を切断・鍛造する工程から始まり、研磨作業、焼入れ作業、仕上げ作業を経て化粧箱に入るまでには実に100工程以上を要します。丹精込めてつくり上げられた鋏は、必ずやお使いになる方の右腕としてご満足いただけると確信しています。