㈱常三郎 酒壺(みき) ウラ出し不要 シリーズ
㈱常三郎とは
鉋を鍛えて60余年、長い年月の伝統をもとに誇りと自信をもって今日まで鉋一筋にたゆまぬ努力を重ねてまいりました。 故初代常三郎(魚住常三)は幼少より、祖父に執事し鉋製法の奥義を二十八年間にわたり体得し昭和二十二年「常三郎かんな製作所」を創設、古来鉋製法の奥義を後継者に伝授しながら、近代製法への研究を重ねてまいりました。祖父は13歳で元刃鍛冶黒川卯太郎氏に執事し、日本刀剣鍛冶の秘法を活用した鉋製法の技術を習得しました。私たちが今日に至りましたのも、その奥義を厳しく伝授しつづけた祖父の恩恵によるものであると信じてやまない次第です。私儀・魚住昭男は、旧常三郎かんな製作所誕生と共に歩み(当時十三歳で祖父に手ほどきを受ける)三代相伝の古来製法と近代製法との両刀使いを極めながら鉋一徹、精進を続けてまいりました。
現在、株式会社常三郎は、よき伝統ある日本の住まいに貢献し、皆様方に信頼され親しまれる鉋造りに信念を持って日々努力を重ねていきたいと願っております。
㈱常三郎 酒壺(みき) ウラ出し不要 シリーズ
裏出し不要鉋とは
左右の脚が無く、鉋の中央部分(カイサキ)から刃先にかけて緩やかなR加工を施し、裏出しをしなくても裏刃を研ぐだけ刃ができます。鉋刃のメンテナンスが簡単になりました。