WX005 KURO / 黒
WX005 KURO / 黒
―兵庫県小野市で伝統を継承する握り鋏職人―
現在、総火造り(型を使わずに熱した鉄や鋼を叩き、厚みや形などの全てを手作業で作り上げる伝統的な製法のこと)で握り鋏をつくれる職人は寺﨑刃物の寺﨑研志氏を含め世界で数人。寺﨑刃物では既成の複合材を利用することなく、鉄と鋼を約1,000度の炎で熱し、金槌で叩き接合、同時に形も金槌一本で整えていく。鉄と鋼の接合は極めて難しい技術であり、失敗を多く生む非効率な製造方法だが、バネの強さや握りの加減、使い心地や形状など、細かなこだわりをもって製造することができる。 握り鋏「研志」は、一丁一丁の0.1mm以下まで肌の感覚を頼りに、鋏の表面だけではなく、目に見えない素材の中にまで意識を向けた製品づくりを継承している。
黒(植物用)は調理中にハーブを収穫して切るのに最適。繊細な刃先でハンドルが長く、安定したグリップで葉や茎を正確にカットできる。観葉植物の手入れやテラリウムなどの細かい作業にも使いやすい。(水に濡れる作業をした後は必ず汚れや水分を拭き取り、よく乾かしてください。)握り鋏は定期的にメンテナンスや研ぎを行うことで長くお使いいただけます。大切に使えば生涯使える鋏です。ご自身の仕事や趣味そしてプレゼントにと多くの場面で愛用していただけます。
全長 : 約140mm
刃長 : 約27mm
重量 : 約21g
研志 KENSHI 握り鋏ラインナップ
・TU-ME / 爪
・NAGA-HA / 長刃
・KURO / 黒 植物用
<使用上の注意>
握り鋏は、柔らかい糸や布を切るために、紙を切る鋏よりも刃が薄く鋭くなっているため、布の繊維よりも硬い紙を切ってしまうと、刃にダメージが加わり、結果布が切りにくくなってしまいます。こちらは植物用ですが、柔らかく細い茎(ハーブの収穫等)までの使用にとどめてください。ご使用後は汚れや水気をよく拭き取ってください。
商品コード: | WX005 |
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重さ: | 21 g |
長さ( mm ): | 140 mm |
刃長( mm ): | 27 mm |
高さ( mm ): | 9 mm |