寺﨑刃物

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世界で数人しかいない。
総火造りで握り鋏をつくれる職人の1人がつくる
握り鋏(にぎりばさみ)「研志」
寺﨑刃物では日本古来の製法で作られる握り鋏(にぎりばさみ)を継承された製造技術"総火造り"で製造しています。この小さな鋏ができることは、糸いっぽんから大判生地の裁断まで、たくさんの仕事を手伝ってくれます。裁縫しごとの手際の良さを「大きく改善」してくれるかもしれない「小さな鋏」です。寺﨑刃物の「総火造り」(そうひづくり)とは、型を使わずに熱した鉄や鋼を叩き、厚みや形などの全てを手作業で作り上げる伝統的な製法のこと。日本で作られるほとんどの握り鋏は、機械でつくられた、鉄に鋼(ハガネ)が付いている状態の「複合鋼材」というものを仕入れ、それらを加工しながら製造されます。寺﨑刃物では先記の複合材を購入せず、鉄と鋼を約1,000度の炎で熱し、金槌で叩き接合。同時に形も金槌一本で整えていきます。このように、鉄と鋼の接合作業から行う製造方法を「総火造り」と呼びます。鉄と鋼の接合は極めて難しい技術であり、失敗を多く生む非効率な製造方法ですが、バネの強さや握りの加減など、使い心地や形状など、細かなこだわりをもって製造することができるのです。

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