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大工道具の使い方

大工道具の使い方

鋸(のこぎり)の使い方と
お手入れ方法

協力 (有)カネジュン 光川大造氏 >> 鍛冶人紹介へ

初めはストロークを小さく、材料に鋸刃が食い込み出したらストロークを大きくします。鋸は引く時に力をいれ、押す時に力を抜きます。
力任せはだめです。鋸の重さで自然に切る様な感じで挽きましょう。

切り方
切り方
縦挽き
縦挽き:
縦挽きは、木目と同じ方向にそって切ります。
横挽き
横挽き:
横挽きは、木目と垂直の方向にそって切ります。
鋸のメンテナンス
大事な鋸をキレイに保つために、汚れや水分を拭き取っておきましょう。錆の原因となり、切れ味を落とすことになります。
家庭にあるサラダ油や、ホームセンター等で販売している椿油で軽く拭き取り、新聞紙等で包んで保管します。
鋸のメンテナンス
鋸は使用していると、刃先が磨耗してしまい、アサリの精度が悪くなってしまいます。アサリの左右の振り出しが違うと、まっすぐに切れません。目立てとはその様な場合に、ヤスリで刃を研いで鋭くし、アサリを修正して再び切れる様にする事です。
(※目立ての知識の無い人がする場合、さらに悪化する場合があるのでご注意を。)

各部の名称

鋸の詳細

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鏝(こて)の使い方と
お手入れ方法

協力 梶原製作所 梶原直樹氏 >> 鍛冶人紹介へ

基本的な鏝の使い方は上から下、右から上です。
できるだけ簡単に塗るには難しい隅を先に塗っていく事でしょう。

鏝の握り方
握り方:
鏝の使い方は、塗る材料や、塗る場所、使用する鏝、仕上げ方法により使用方法は異なります。
鏝の握り方は、人差し指と中指の間に鏝の心棒を挟み、薬指と小指で握り、親指の指先にはあまり力をいれず、親指の根元の腹部分で壁を押さえるように、塗り付けます。
鏝の塗り方
(1)隅を上から下、下から上に動かします。そのまま左から右へ進みます。

(2)次に壁面全体に左から右、右から左へと動かしていきます。
※ 塗り始めは若干力を入れて延ばすようにしましょう。その後は力をいれず軽く動かしましょう。
鏝の塗り方
(3)塗り仕上げは、鏝を壁に寝かして鏝全体に力を加えてなでる様にぬります。
鏝のお手入れ方法
お手入れ方法:
布で水分や汚れをふき取り、風通しの良い場所で乾燥させてから椿油等のサビ止め液を塗り、新聞紙でくるんで保管して下さい。

各部の名称

鏝の詳細

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鑿(のみ)の使い方と
お手入れ方法

協力 (株)フジカワ リカルド氏 >> 鍛冶人紹介へ

叩いて使う鑿
叩いて使う鑿:
柄を叩いて穴を彫ったり切ったりする鑿で、柄割れを防ぐ為に桂が付いています。
鏝押して使う鑿
押して使う鑿:
突いて削ったりする鑿で、桂はありません。

使い方:穴掘り

使い方:穴掘り
(1)材木に掘る穴の線を引き、鑿で罫描筋を入れてから中央に強く打ち込みます。
使い方:穴掘り
(2)これを両方から薬砥形に彫ります。
使い方:穴掘り
(3)縦に鑿を打ち込んで少しずつ荒彫をします。
罫描いた筋まで彫りとってしまうと、彫り屑をだすのに鑿の表が当たって穴の線がつぶれてしまうので注意しましょう。
使い方:穴掘り
(4)罫描いた筋を少し残して内部の彫り屑を出しましょう。
使い方:穴掘り
(5)注意しながら彫りとって仕上げます。
使い方:穴掘り
(6)完成です。

使い方:下り輪の調整

叩いて使う鑿の柄頭は、叩き割れ防止用に桂がはめてあります。正常では柄頭の木部が桂より上に出ています。
しかし、鑿を使用していくうちに柄頭がつぶれ、桂も損傷してくるので補修が必要になります。

使い方:下り輪の調整
(1)柄を回しながらゲンノウの平面で叩いて抜き、下方の内側の角を取ります。
使い方:下り輪の調整
(2)金床などの上で柄を回しながら木殺しをします。
使い方:下り輪の調整
(3)柄の端が1~2mmでるように下り輪を叩き込み、はみ出た部分は、ゲンノウで叩きしめて柄尻を球面状に仕上げます。

使い方:下り輪の調整

砥石の面を平らにして下さい。切刃の角度は木材の硬さ・用途により違いますが、一般的には
木成ノミ:22度~28度、差ノミ:22度~28度、追入ノミ:23度~30度、中叩ノミ:24度~30度、中薄ノミ:24度~30度、厚ノミ:25度~30度 を目安に研ぎます。
加工する材料と鋸の角度は30度が一般です。(硬い材料は、やや鋸を立て(45度位)軟材・薄い材料は30度以下で使用が良いです。)
研磨機(グラインダー)等を使用すると、温度が上がって『焼き』が戻り、切れ味が悪くなります。刃先に充分に水をかけながら作業します。
また、あまり鋭角に砥ぐと、よく切れるが刃が折れやすくなります。注意しましょう!裏押しは『ベタ裏』が基本です。刃先に力を少し入れながら押してください。
作業終了後は、刃が錆びないように椿油等の防錆油をつけ、刃先を布や新聞紙等でくるんで保管してください。

使い方:下り輪の調整

柄の抜き方

知らない人も多いと思いますがなんと鑿の柄は抜いて交換することができるのです。簡単に説明します。

使い方:柄の抜き方
(1)まず、鑿の刃先を斜め下に向け、柄を手で握り、回しながら口金を叩きます。
使い方:柄の抜き方
すると簡単に抜けますよ。
(古くなったら是非交換を!!)

各部の名称

鑿の詳細

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鉋(かんな)の使い方と
お手入れ方法

協力 ㈱常三郎 魚住徹氏 >> 鍛冶人紹介へ

使い方

使い方:鉋(かんな)
(1)鉋刃を出す時は鉋身の頭を叩き、抜く時は台頭を叩きます。刃先の出具合は削りによっても違いますが、下端より少し出るだけでかなり厚く削れますので、慣れない方は試し削り用の木を用意して調整していく方が安全です。
使い方:鉋(かんな)
(2)押金は鉋刃の刃先より1mm~0.5mm手前に入れます。押金は坂目削りに木目がささくれないようにするための刃です。

鉋刃の研ぎ:うら刃の研ぎ

うら刃はある程度仕上げてますが、使用時は再調整が必要です。

鉋刃の研ぎ:うら刃の研ぎ
(1)仕上げる前の状態です。
鉋刃の研ぎ:うら刃の研ぎ
(2)金盤に金剛砂(#1000クラス)を使い裏面を整えます。金剛砂を洗い流し、鉋を金盤にこすりつけて鏡面に仕上げます。
鉋刃の研ぎ:うら刃の研ぎ
(3)さらに面精度を上げる場合は天然砥石の微粉末を使い磨き上げます。

鉋刃の研ぎ:刃先の研ぎ

刃先も削る条件等により研ぎで調整します。

鉋刃の研ぎ:刃先の研ぎ
(1)中砥(#1000程度)で刃先の面を整えます。
鉋刃の研ぎ:刃先の研ぎ
(2)中仕上げ(#2000~#3000)で粗方の面を仕上げます。
鉋刃の研ぎ:刃先の研ぎ
(3)仕上げ(#6000~#8000)で仕上げます。
鉋刃の研ぎ:刃先の研ぎ
(4)切味良く耐久性を上げるには天然砥石仕上げが必要です。

押金(裏金)

刃先の角度に対して先端を70℃ぐらいの鈍角に研ぎ上げます。そうする事によって逆目が止まり易くなります。

押金(裏金)

台直し

鉋台は天候・乾燥・湿度・季節等により常に狂います。下端の調整は必ず行ってください。

台直し
(1)下端が歪んでいたり、内丸になっている場合は台直しペーパー等で一旦平らに仕上げてください。
台直し
(2)台直しの鉋で下端の調整をします。中仕上げで刃口3mm、台尻6mm、台頭6mm残しペーパー1枚ぐらいの厚みを削り取ります。下端定規を当てながら全体を仕上げます。

鉋の保存は、鉋刃・押金を錆び止め油でよく拭き、鉋台に鉋刃を8分程度入れて保存します。
直射日光には絶対に当てない事や冷暖房の良く効く場所は避けて道具箱や発砲スチロールの箱に入れて置く事が大事です。

各部の名称

鉋の詳細

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小刀の使い方と
お手入れ方法

協力 (有)池内刃物 池内広海氏 >> 鍛冶人紹介へ

様々な刃の形

小刀は細かい部分の修正や細工、園芸の接木などにも使われ一般的には何用という分類はせれていませんが、長い経験のうちに使用用途が定まったものもあります。
刃の形状により色々な使い方が出来ますので、使用条件や用途に合った小刀をお選び下さい。

様々な刃の形
【よこ】万能型!
様々な刃の形
【ひら】平面削りに
様々な刃の形
【けん】両刃で効率的
様々な刃の形
【くり】くり抜き・細工
様々な刃の形
【まる】曲面削り
様々な刃の形
【渓流型】魚さばき用 
様々な刃の形
【ツルギ型】カービングナイフ
様々な刃の形
【三日月型】反り刃で接木
様々な刃の形
【平刃諸刃】線引き・直切り
様々な刃の形
【ナイフ型】 アウトドア用

小刀の持ち方・削り方

注意:刃の部分は大変危険ですので刃を握ったり人に向けたりは絶対にしないで下さい。また、安易なご使用方法は大変危険ですので十分注意して下さい。

小刀の持ち方・削り方
(1)まず利き手に小刀を持ち、もう一方の手に削る材料をしっかりと握ります。
小刀の持ち方・削り方
(2)基本的には利き手に手に持った小刀の背中部分に両手の親指を添える感じで前に押し出します。
小刀の持ち方・削り方
(3)さらに面精度を上げる場合は天然砥石の微粉末を使い磨き上げます。
小刀の持ち方・削り方
(4)竹細工作業も滑らかに削れます。

鞘から簡単に抜く方法

図のようにクロスさせた親指でつっぱりながら鞘が1cm程度浮いたら軽く平行に抜いて下さい。
力で抜こうとすると反動で怪我をすることがあります。十分注意して下さい。少し硬い時はサヤの方を軽くたたくと抜け易くなります。

鞘から簡単に抜く方法
サヤ付小刀は刃の方向がわかるように図のようなカットを施しています。無い方が柄になります。
鞘から簡単に抜く方法
鞘から簡単に抜く方法
鞘から簡単に抜く方法

使用後のお手入れ:
研ぎ方(荒仕上)

人工砥石の場合、一定時間(荒目ですと最低10分水につけ染み込ませます。目が細かくなればなるほど長くつけた方が砥ぎ易くなります。
天然砥石の場合、人工砥石とは違い水に浸け過ぎると割れる原因となります。研ぎ面に軽く水を付ける程度にして下さい。
(硬い材料は、やや鋸を立て(45度位)軟材・薄い材料は30度以下で使用が良いです。)

使用後のお手入れ:研ぎ方(荒仕上)
まず、木屑や汚れを落とし切れ味が落ちていれば刃を研ぎます。砥石の微粉末を布につけてこすると汚れが驚くほど落ちます。
使用後のお手入れ:研ぎ方(荒仕上)
粗目の砥石で刃を整えます。この時、刃の側に指2~3本で角度を固定したまま研ぎます。
※ここでは#100です。数字が大きいほど目が細かくなります。
使用後のお手入れ:研ぎ方(荒仕上)
刃の表を5~6回研いだら裏側を2~3回研ぎます。刃が立ってくるまで何度か繰り返します。
その間、砥石が乾かないように適度に水をかけて下さい。
使用後のお手入れ:研ぎ方(荒仕上)
あえて全体を砥石に当てようとせず、刃先と刃元を砥石につくようにすると全体が自然と当たってうまく研げます。

使用後のお手入れ:
研ぎ方(仕上)

鉋台は天候・乾燥・湿度・季節等により常に狂います。下端の調整は必ず行ってください。

小刀の持ち方・削り方
(1)表面を研ぎます。
小刀の持ち方・削り方
(2)返りがでたら裏面も軽く研ぎます。
小刀の持ち方・削り方
手入れ後
小刀の持ち方・削り方

刃の表を研ぐと裏側に『カエリ』といわれる金属のバリが出ますのでそれをきれいに取り除けば完成です。また、さらに切れ味を追求したい方は#3000以上の仕上砥石か天然仕上砥石で同じ工程をおこなって下さい。
目の粗い砥石からスタートすると綺麗に仕上がります。理想は#100→#1000→#3000という手順です。
※片刃の場合、裏面を研ぎすぎると切れない原因にもなります。カエリを取る位の研ぎで終えて下さい。

各部の名称

小刀の詳細

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